ミルクティー日録

ワタシが世界の中心だ

重岡大毅に君が笑えるようにを歌って欲しい願望

漫画も読まない、恋愛映画にも興味がない、そんな私が『溺れるナイフ』の予告映像を見て、いてもたってもいられなくなってしまったので、指が動くのを静かに見守ってみようと思います。

 

 

 

予告映像で流れた重岡大毅演じる大友のセリフは「俺じゃ駄目なんか…?」というたった一言のみ。その一言から考察するに大友の役所は≪親友のコウのことを好きな同級生の夏芽に恋をするが、振り向いてもらえない≫といったところかな?

 

 

 

この映画の主演・ヒロインはもちろん菅田将暉さんと小松菜奈さんで、主題歌もその二人に重きを置いたものになるだろうとは思うのですが、違う視点で、もし、この二人を俯瞰で見ている大友勝利サイドの映画があるのだとしたら、主題歌は「これしかない!」と思いました。

 

 

 

それが、嵐の「君が笑えるように」です。

 

 

 

この曲は2014年にリリースされたシングル「GUTS!!」の通常版に収録されているカップリング曲です。嵐ファンの間ではかなりの名曲として知られているのではないかな?一時期、この曲を基にして書かれた某夢小説が話題になりましたよね!私もしっかり読んでいました(笑)

 

 

 

この曲に出てくるある男性は、きっと心の優しい素敵な男性です。

 

 

 

『巡り合えたそれだけで幸せだって思えるよ』

 

 

 

そんなことを言える男性は強いに決まってます。それでも最初はそんなに強くなかった。最初は彼女だけの幸せなんて願えなかった。今まで共に過ごしてきた幸せな日々を想うと、悲しくてたまらなかったはずです。

 

 

 

『何十回と書き直した僕の心のありったけは 未送信フォルダで古くなってく

何百回と繰り返した君の柔らかな笑顔は 忘れたいのに心の支えさ』

 

 

 

この歌詞が壊れそうで危なっかしくて儚い、そんな10代の恋模様を描いてるこの映画に登場する大友勝利、そのものを表していると思いました。僕を離れていく君に言いたいことがたくさんある。離れないで、なんで俺じゃ駄目なんだ。そんな悲痛な心の叫びが、(私の妄想の中の)大友に重なります。泣いたら忘れられるかなって、泣いてみるけど、君への想いは募る一方で。君が僕に残してくれたものだって愛おしくて手放せない。それが大友が夏芽に抱いていた想い…?

 

 

 

私は映画の原作を読んだことがないから、この先はすべて私の妄想になってしまいますが、そんな大友はきっと、彼自身の経験を通して成長していくと思うんです。夏芽に恋して変わったことだってたくさんあっただろうし、苦しい悲しいこと、多かったかもしれないけれど、楽しかった思い出も多いはず。そんな経験を見つめ返して、自分を成長させてくれた夏芽に、いつしか感謝の気持ちを持つのではないのかな。



 

 『素敵な気持ちがここにあるよ ありがとうって思えるんだ』


 


最後に出てくるこの歌詞が、全てです。楽しい思い出と、苦しい思い出、嫉妬、優越感、いろんな感情に刺激されて、いつしか成長できた自分に気付くのです。

 




そして、成長云々とかそういうのではなくて、もうひとつ。




『君の空 虹がかかるといいな』

『僕の想い 虹に変わるといいな』

 

 

 

この歌詞がとても切なくて、儚くて。「のう、望月、俺が笑わせちゃるけえ…」(公式サイト参照)と言い放った大友の想いが、この歌詞に完全にリンクしました。やっぱり大友勝利は優しくて、弱くて、強い。

 

 

 

本当にいい曲です。嵐に詳しくない方にも是非、聞いていただきたいです。嵐の隠れた名曲ではなく、嵐の名曲として、私は推していきたいと思っています(笑)

 

 

 

この映画は11月公開なので、またその時期になったら書き換えるかもしれませんが、本当に予告だけで色んな思いが押し寄せてきたので書いてみました。なんかいろいろ違ったらごめんなさいm(__)mそして、題名には「重岡大毅に」とありますが、この内容からだと「重岡大毅が演じる大友勝利に」ですね…全然意味が違いますが、ご愛敬ということで(笑)