彼らの刻を
花冷えの折り、皆様いかがお過ごしでしょうか?新年、明けましておめでとう御座います。今年も独り言をつらつらと書き込んでいきたいと思っております。
さて、新年早々、横浜アリーナにて行われたジャニーズWESTのラッキィィィィィィィ7にお邪魔してきました。まだツアーの行程全てが終わっているわけではないので、感想だけでも と思い、書かせていただきます。
まず、久々なジャニーズWESTの現場だったからなのか、強く衝撃を受けました。確かに、パリピポではカッコいい楽曲もやってましたが、全体的に楽しかった!という印象が強かったのです。しかし今回はカッコよかった!という印象を強く受けました。ラッキィ(以下略)7も然り、楽しい楽曲盛りだくさんだったのですが、それよりもダンスナンバーの方が印象強かった。席がメンステ横で、正面から見ることはできなかったのですが、横や後ろから見るジャニーズWESTは美しかった。ステージを盛り上げてる彼らの背中はカッコよかった。
そして、ジャニーズWESTの現場は私にとって関西ジャニーズJr.の姿を直接この目で見れる機会でもあります。100%のダンスをして歌を歌ってる彼らはやっぱりカッコよくて、ジャニーズWESTのコンサートには欠かせない存在だなと改めて思いました。
そして、ジャニオタ9年目にして初の!ファンサを!貰いました!私は昔からファンサうちわを作らないタチですので、ファンサは諦めていました。そして今回は席も立ち見、スタンドでファンサなど貰えないだろうと思ってました。が、しかし。パリピポ同様ラッキィ7もスタトロがあるとか!ジャニストコール中ずっと「誰が来るかな・・・」とそわそわしてました。そして!目の前にトロッコがスタンバイされ・・・そこに現れた自担!急いで公式うちわも用意して彼に向かって振りました!幸い(?)私の周りに同担はおらず、私が持ってるうちわを見て微笑んでくれたんです!「これファンサか?」と言われればそれまでですが(笑)その後!もう一人の自担が(泣)急いでもう一枚の公式うちわを用意して彼に向かって振りました!そしたら私のうちわを指差して「うんうん」って頷いてくれたんです(泣)その彼に関しては同担が周りにわんさか居て、埋もれてしまうかなって思ってたんですが一人ひとりにファンサしてて、何て優しいんだろう(泣)と、またハートをがっつり掴まれてしまいました・・・めでたしめでたし。きっとめでたし。
私は彼らの刻をチケットと引き換えに買ったわけです。彼らが提示した額で。しかし実際はそれ以上でした。提示された額を遥かに超えて素敵なステージで。私の語彙力ではまとめられないくらい、心の底から楽しいコンサートでした。
幾度となく彼らに逢いに行くワケ
嵐ライブツアー2015 ”Japonism”にお邪魔してきました。テーマは原点回帰。嵐が嵐の原点に帰るだけではなく、嵐を通してジャニーズの原点に帰る。様々な想いが走馬灯のようによぎったコンサートでした。
まず思ったこと。原点回帰という壮大なテーマを掲げながらも進化を遂げていた嵐。それはもう、ただの「ライブ」ではなく、今までの「エンターテイメント」でもなく、全く新しいものでした。昨年から取り入れたファンライト同様、今回もペンライトは制御されていましたが、昨年とは全く違う新しいものへと進化を遂げていました。鳥肌が止まらなくなるほど感動しました。そして、各々ソロの演出。二宮くんはタップ、松本くんはアクション、相葉くんは命懸けのMr.FUNK様(?)、櫻井くんはドラム・スティックパフォーマンス、大野くんは大仕掛けなマジック。メインテーマは原点回帰であったけれど、そのテーマの中には”新しいものへの挑戦”ということも含まれているように感じました。原点回帰はするけれど、進化は止めない嵐が、いつもに増して大きく見えました。
そして、止まらないそれを後押しするかのように応援するファンが同じ場所に集まるあの空間。広い目で見ればただの小さい箱かもしれないけれど、あの箱の中にはファンの嵐に対する想いが溢れていました。誰もが「嵐が好き」で「嵐を応援したい」と思っていて。その空間が、どれだけ尊く、また儚いか。一人でも違う方向を向いている者がいれば創り出すことは出来ないあの空間。本当に心地の良い空間でした。
この空間こそ、私が幾度となく彼らに逢いに行くワケでした。彼らもファンもみんな同じ場所を見続けていて、彼らが向いた方向にファンは追い風を吹かす。年々進化を遂げていて、どんどん手の届かない存在になりつつあるけれど、それでも進化は止まらなくてファンへの想いも変わらなくて。その想いに応えるようにファンの想いも変わらない。その事を身をもって感じられるあの空間がたまらなく好きで、安心する場所でもありました。
「私の知らないところで彼らは傷付いてるかもしれない」この不安は拭えません。色んな人が存在するから。それでも、私にはこんなにも同志がいて、嵐にはこんなにもファンがいる。それを確認できることが最高に嬉しく、ホッとさせてくれるのです。
私はこれからも、大きな出来事が起きない限り彼らのファンは辞めません。そして、彼らに逢いに行くことも辞めません。あの箱に詰まっている笑顔が、想いが、幸せが大好きだから。
個人的には、相葉くんの誕生日を祝われているのを嬉しそうにしている二宮くんが印象的でした(笑)にのあいワールド万歳!
P.S. 相葉くん、33歳のお誕生日おめでとう!「楽しいから笑うんじゃなくて笑ってれば楽しくなる」そう言える貴方を私は心から尊敬しています。これからも、貴方らしく、貴方のとびきりの笑顔を振りまいてください。
あなたがこの世界にいること
2015年12月19日。私の大切な人の誕生日。濵田崇裕くん、27歳おめでとう。ファンになって1年。この1年で想ったことを綴らせてください。
私がジャニーズWESTのファンになったのは2014年11月26日。つまり、ジャニーズWESTのメンバーの中で初めて誕生日を祝ったのは濵田くんでした。
今だから語ります。最初の私は”濵田くんに惚れた”訳ではなく、”濵田くんと楽しそうにしている重岡くん”に惚れていました。私の中で「コンビ担」というものはどこにでもあるものだと思っていたから、「重岡くんと”誰か”」を好きになりたかった。その”誰か”が濵田くんでした。
重岡くん沼にズブズブはまっていくにつれて濵田くんのこともよく見るようになり、そして調べるようになりました。私は関西ジャニーズJr.だった頃の貴方を知らないから。好きになるまでのすっぽり空いてしまっている穴を埋めようと必死でした。そして知った彼の過去。
BOYSというユニットを組んでいたこと。相方が辞めてしまったこと。後輩にどんどん抜かされていったこと。そして、デビューのメンバーから外れたこと。私が語れるような簡単な話ではないけれど、本当に辛く、苦しいことなんて抱えきれないほどあったのだろうな。考えるだけでも苦しくなります。
そんな逆境に立たされても笑顔を絶やさず、持ち前のキャラクターで、デビューを諦めなかった濵田くん。そんな彼に惚れました。気付いたら惚れていました。これが本当に好きだということなんだなって。私の自担は山田太郎、海老沢ゆづると、入りは本物の彼らに惚れた訳ではなかった。でも濵田くんは違う。濵田崇裕、彼そのものに魅力を感じたんです。もちろん、今では二宮くんにも重岡くんにも魅力は感じています。ただ、素に魅せられて担当になったのは彼が初めてでした。
彼の魅力は語りきれません。それは、彼の魅力がとても繊細だから。私が語れるほど単純ではないから。「ジャニーズWESTは濵田崇裕がいないと成り立たない」とメンバーから言われる濵田くん。「濵ちゃんが居なかったら俺らは辞めていた」とメンバーから言われる濵田くん。「縁の下の力持ち」とメンバーから言われる濵田くん。色んな経験をしてきたからこそ、その経験を乗り越えてきた過去があるからこそ、今の濵田くんがあるのかな。
濵田くんがジャニーズWESTで良かった。心からそう思います。濵田くんがこの世界に生まれた27年前の今日という日。27年前から今まで、そしてこれからも、12月19日は大切な人の大切な日です。濵田くんの新たな1年が充実したものになりますように。
お誕生日おめでとう。これからも濵田くんらしく。
MORSE
⚠︎以下、ネタバレご注意下さい。
11月26日、MORSEを観に行かせていただきました。ジャニーズWESTとしての舞台ではなく、小瀧望としての舞台を見るのは初めてだったため、少し、というよりか、かなり、緊張しました(笑)
まずは、一番最初のシーン。透明の箱に入って「ブタ!」って叫んでるシーン。見えない、届かない誰かに、ひたすら想いを伝えようとしている彼は小瀧望ではなく、どこからどうみても12歳の「オスカー」でした。一気に物語に吸い込まれていく感じがして心地よかったです。
両親は自分のことなんて分かってない、友達は自分のことになんか耳も傾けてくれはしない、そんな環境で出会った「エリー」という存在は、オスカーにとってとても大きなものだったと思います。もし、エリーが女の子でなくても、男の子でも愛するというオスカーの言葉に嘘はなかった。その真っ直ぐな気持ちが、誰かを愛したい、誰かに愛されたいという彼の欲望が、今オスカーが求めているもの全てだと思いました。
そんな欲望に反して、オスカーを取り巻く環境は良くなるどころか悪くなる一方で。大好きだった、優しかった父は、オスカーの知っている父ではなく、母には暴言を吐いてしまう、学校でのいじめはどんどん激しくなる。更に、エリーは人間ではなかった。きっと彼の気持ちはどん底だったのだろう。そう思うと、心が痛くて仕方ありませんでした。
街で起きている連続殺人事件の犯人はエリーの恋人だなんて事は知る由もなく、「僕がやっつけるんだ!」と意気込んでいるオスカーは本当に愛おしくて愛おしくて。衝動的に抱きしめたくなりました(笑)
(一気に話は飛びますが)オスカーが3分間潜水出来なければ殺すと脅されるシーン。見てるこっちは本当に苦しくて、私自身が水中に放り出されてるわけではないのに息がうまくできませんでした。そのくらい、オスカーの必死さが伝ってきたシーンでした。小瀧くんが「自信はある」と言っていた言葉の意味を理解した瞬間でした。凄かった。私の意識は自然とMORSEの中にありました。
私が見ていたのは「小瀧望」ではなく「オスカー」だったから、そこに立っているのは「本物のオスカー」で、私が見ていたのは彼らの現実なのではないかと錯覚するくらい、本当に素晴らしい舞台でした。それと同時に彼は大丈夫なのかというどうしようもない心配と、何も出来ないもやもやで胸がいっぱいになりました。しかし、最後のカーテンコールでセンターに立っていたのは紛れもなく「オスカー」ではなく「小瀧望」で、「小瀧望」の笑顔が見れてホッとしたのと、彼の演技力に圧倒されてしまい、拍手どころではありませんでした(笑)最後のカーテンコールで出てきた小瀧くんはめちゃくちゃ笑顔で、おててをパッて開いだと思ったら胸に手を当ててキャッキャッしながらはけていったんです。あぁ、彼は本物の小瀧望だ、そうか、私は小瀧望を生で見たんだという実感が湧いた頃にはもうはけてしまっていました(笑)
正直、MORSEは精神的に本当に辛くて、悲しい舞台だったけど、それを越す愛と感動がありました。本当に面白かったです!!原作読もうと思いました!!